HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

八丈考92出だしが肝心

八丈の稽古の個人打ちの時は上拍子の人が下拍子の人を指名する事ができます。

キタマダでは指名された人は原則断れない事にしてあります。

今回皆が指摘されたのは打ち出しの時。

普通上拍子がまずは打ち出してテンポを決めます。

それを4拍聞いて下拍子が入って行きますが、この時に上と下が十分噛み合うまで調整するべしと。

調整しないまま上拍子が打ち急ぐととどうしても不調を引きずり、

修正が困難なまま最後まで行ってしまう。

始めに擦り合わせを十分行って息が合ったら曲に入って行くこと、を皆に指示されました。

八丈はフリーとはいえ、太鼓になっていなければいけません。

下拍子は余計その辺の調整能力が必要であるとも。

上が打ちたい事を察知して合わせて行く、なかなかに微妙なところですが、

そうしないといい太鼓にならないと。

太鼓に入り込む事、必要です。