HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

八丈考104

お盆休みを挟んで二週間ぶりの稽古、

暑気払いとの事で練習もちょっと早めに切り上げます。

個人打ちの時に指摘されたのは、右手左手の使い方をきちんと分けること。

八丈は横打のため右左の使い方が違います。

伏せ打ちであれば右左の差は見た目に影響するくらいですが

八丈は右左が適切でないとフレーズが破綻してしまうことも。

私は伏せ打ち出身なので、その辺がどうしても厳しく使い分けられないところがあります。

自分で打っていても不自然な流れになってしまう・・・。


練習が終わり、総勢8人で中華料理店へ。

アルコールが入り久々に皆さんも饒舌に。

よく下拍子をお願いしているHさん、こちらがテンポアップをしたいのに

なかなか上がってくれない、という事を伝えると

他の人も、そうそう、と同じ意見が。

それと同時に、私も上拍子で急に上げ過ぎる傾向があるという事も他の人から言われました。

こういうのは言われて初めて、なるほどそうだったんかあ、となります。

先生からもゆうきちの上げ方ではなく、しゃばたきのようにあげてしまうので

下拍子がついていけないと。

そうかあ、次回からは下拍子のフレーズ、トントコトントコであげます、と言う事にしました。



しゃばたきの練習の時、下拍子はタタタタタタタと早いテンポ、

そのテンポに乗って、ストトンストトンタカタカストトン、のようなフレーズが続きます。

ストトンと裏拍で入るのはかなり難しい。

やっているうちにストトンではなくタトトンで入ってみるとなんとなく遅れずに乗れるような

感触がありました。

つねに下拍子を意識すること、大事やなあと。

以前一人で練習している時、ソロで打つのに音の間が空かない方がサマになるように思い、

間があく時は常に下拍子のリズムに戻ることを念頭に入れてやってました。

八丈太鼓は下拍子と上拍子で構成されている太鼓ですが

残念ながら一人で打てない。

下拍子抜きで上を打ってもなんかサマにならない。

下拍子と上拍子がからまって一つの太鼓になるように思います。

下拍子の音が常に出ているので間抜けにならない。

それを意識しつつ、テンポ感を養うための練習方法として一人八丈というのが早道かもと。

この事を酔いにまかせて発表してみましたが

先生からは、八丈太鼓は上と下があるのが八丈太鼓なので一人八丈といのはないよ、と。

ま、練習方法としてはいいんじゃない、と言われました。

そんなこんなで八丈太鼓は興味が尽きません。

帰りの電車に乗っていたらいつのまにか反対方向に走ってました。

ありゃ、寝込んでしまったか・・・まいったなあ。

家には無事に辿り着きました。