HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:浅草たいこばん祭り

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亀戸サンストリートという大型複合商業施設ステージにて行われた

新年初の太鼓演奏を観に行ってまいりました。

ブログで知り合った太鼓衆一和鼓のDontsuku姉さんご夫妻が出演、

師匠の小林太郎さん、津軽三味線の中嶋広樹さんもおなじみの顔ぶれです。


やっぱり太鼓は新年にふさわしいですね~♪

斜め打ちの助六風の太鼓は動きがあってとても華やかな印象です。

こいつは春からいいものを見せていただきました、満足満足。


が、しか~し、舞台構成という見地から観察している自分がそこにおるわけで

いろいろやはり勉強になる点がいくつかありました。


基本はやはり掛け声、笑顔、アイコンタクトが大事だなあと。

にこにこや微笑みをたたえながらの演奏はこちら気持ちがなごやかになります。

ちょっと失敗しての苦笑いまでも、笑みは笑みになってしまいます。

笑顔は観ている人の心を絶対に豊かにしてくれる事を確信した次第。


CRUSH BEATというグループの演奏もありました。

組太鼓はビシッと合わせるのは非常に難しいです。

ややもすると音がバラバラになってしまう。

それを締めるのが掛け声です。

最後の方は掛け声がけっこう出ていて、それだけで観ている方も

がんばれ~っという気持ちになります。

気になったのが目線。

太鼓の打面ばかり見ていると目線がさがり、こちらの気持ちも下向きに・・・。

以前どこかのブログに書かれていましたが、観客は舞台では演奏者の顔を見ています。

目線は大事。



津軽三味線と太鼓のデュオはさすがにプロ、掛け声アイコンタクトばっちりです。


皆さん今日も地元でステージがあるとの事、ありがとうございました。




最近思う事、我々は所詮シロートの太鼓なので音で聴衆を魅了するのは無理、

それは数あるお稽古の発表会に行くのと同様レベルとの実感。

ま、発表会に足を運んでくださるのは家族とか知り合いとか、

観衆はその殆どが義理人情の世界の方たちでございます。


プロは不特定多数が納得する演奏をしなければならないので

レベルは当然高いものにならざるを得ません。


趣味でやっている我々の太鼓が果たして人を感動させる事ができるのか?

恐らく演奏そのものではとても難しい(正直無理な)ことでしょう。

太鼓をほんとうに楽しんでいる姿を見せる事、いや本当に太鼓を楽しむ事、

その楽しさは見ている人に必ず伝わる、と思います。


笑顔、掛け声、アイコンタクトは技術ではなく、気持ち、

心の具体的な大切な表現と思うようになりました。


これはいろいろな太鼓の演奏を見るにつけ、自分なりの確信に変わりつつあります。


さて、今日は初稽古、苦しんでまいりますか・・・。