おにぎり、日本食の代表格の仲間入りになってきたような。
昔のおにぎりはしっかり固く握られていましたが、今は握りずしと同じで、空気を多く含むやわらかい握り方がもてはやされているようです。
その昔、新業態でおにぎりやを考えた事がありました。
立ち食い蕎麦のおにぎりバージョン。
おにぎりは昔からお弁当の親玉みたいな座を占めて来ましたが、
お弁当は温めずに食べられる優れもの、おにぎりも常温でおいしくいただけます。
その具材は千差万別、無数のバリエーションが考えられます。
考えたおにぎり屋はリーズナブルな具材に加え、
キャビアおにぎりやフカヒレおにぎり、大トロやフォアグラなど、
超高級なものも揃えます。
おにぎり屋ではイートインもテイクアウトも可能。
店舗営業の泣き所は店の広さで売り上げが決まっちゃうところ。
人気ラーメン店などで長蛇の列ができますが、
席数が多くないため順番待ちになっちゃいます。
テイクアウトは売りまくる事ができるので効率的だし、
お客さんも並ばずに食を楽しむ事ができます。
おにぎりやの企画は時代が早すぎたためか実現はしませんでした。
うまく行く行かないは時代性も濃密に関係してくると思います。
今は外国人観光客に向けてのおにぎり作り体験ツアーまであるんだとか。
それだけ日本の文化に注目されている時代になったという事かと思います。
時代ですね~。