以前の指導者が言っていた事、表現する気持ちを持ってください、と。
慣れた演奏をしない事、とも。
きちんとした演奏をするためには曲をしっかり覚えて、よく練習をして曲を体に入れ、
無意識でも打てるようにするのが一番。
演奏途中で曲の順番なんか考えているようではまだまだでしょうか。
何も考えずとも自然に打てるようになる事が肝心かと。
しかし、しか〜し、そうなると無意識で打ててしまうもんですから、考える事をサボってしまいがち。
そこで慣れた演奏が出現します。
ただ打っているだけ、厳しい事を言うと演奏ではなく、作業。
これをチームメイトに言うと、そんな事はない、と否定したがりますが、
指導者から同じ事を言われると神妙に考えたりするものです。
演奏する以上は演じて奏でる事が必要、と思います。
演じて奏でると言うのは、意思を持って、何かを伝える事だと思います。
何を伝えたいのかは各自違っているかも知れませんが、意思を持つ事が重要ではないかと。
意思は表に表われます。それが演奏仲間や観客に伝わった時に感動が生まれるのではと。
ピアノバーとかに言った時、音はすれども何も伝わって来ない演奏の時があります。
本当のところはわかりませんが、ピアノを弾く作業をしているような感じ。
太鼓も同じで、気の無い演奏は避けるべし、と思います。
何を表現したいのか、するのか、を常に念頭に置きたいと思います。