HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

本日:プロの舞台

知り合いから加藤登紀子のチャリティコンサートのチケットをいただき観に行ってきました。

東日本大震災の時から続けているんだそうです。

会場は北本文化センター、東京から1時間ほど電車に揺られて到着、

720名収容のホールはほぼ満席、本人曰くこのホールは3回目なんだそうです。

時間通りに始まり、(これ当たり前なんですがプロの舞台でも時間通りじゃないのも)

二曲は舞台で、三曲目、琵琶湖周航の歌では舞台から降りて

一人ずつ握手をしながら会場を巡るという趣向、観客との距離を文字通り縮める演出でした。


ピアノの伴奏は付いていますが、中盤ではギターでの弾き語り、

途中スタッフにお酒をオーダーして一杯引っ掛けたりしておりました。

ところどころトークが挟まれ、ゆっくり話すタイミングは絶妙で流石にプロを感じます。

15分の休憩を挟んで後半へ。

歌い出しに声が出なかったりのハプニングはありましたが、

最後は知床旅情を会場の皆さんと歌ってお開きに。

慣れ親しんだ歌を本人と歌えるのはライブならではの醍醐味ではないでしょうか。

手拍子での参加はよくありますが最後は疲れちゃったりしますが、歌はいいかもです。

終了は5時半、2時間超の舞台を一人で完結するというのは大したもんだと思います。

途中のトークで日本は土の上に生活していない危機感を訴えていました。

農をもっと見直す必要があるのではないかと。

詳しいことは知りませんが、自分で農園をやっているとの事でした。

声質や好みもあると思いますが、アップテンポの歌がないという感じを持ちましたが

それが加藤登紀子の世界なんだと思います。

75歳のコンサート、大したもんだと思います。