HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

当たり前は不当たり前

かわさきパラコンサート2021に行って参りました。

新型コロナ禍により延び延びになっていたイベント、やっと開催したとの事。

出演者については

出演者プロフィール2021 – かわさきパラコンサート2021 (paramovement.jp)

「風の祭典」というブログから本開催を知りました。

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会場は川崎駅からのんびり歩いて15分ほどのところにあるカルッツかわさきホール。

とても立派な施設です。

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新型コロナ感染対策として会場はブロックに分けられ、ブロックごとの入場となっていましたが、結局ロビーで密集状態となってしまいました。

席にはブロックがわかる案内板が設置してありわかりやすいです。

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座席も一つ飛ばし、大声での会話は控えるようにとの場内アナウンスがありましたが、5~6人のおばちゃんの集団はお構いなしにおしゃべりに興じておりました。

時期が時期だけに他人への配慮を働かせてもらいたいもんデス。

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開演前にはスクリーンに障がいをテーマにした映画が流されていました。

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このホールは音を体で感じる事ができる席が設けられていたり、障がい者への配慮がしっかりなされています。

 

四つのパフォーマンスはどれも素晴らしい内容でした。

今世界は新型コロナ禍で大変な事になっていますが、当たり前の事が当たり前でなくなるという事を痛感しています。

後天的に障害を持った人は当たり前だった事が当たり前でなくなる事に精神的にも肉体的にもショックを受ける事になります。

なんで自分がこんな目に遭うのだろうか、と。

また、生まれてきた子が先天的に障害を持っていた場合、親はなんで自分の子が、とショックを受けます。

それでも、その状況に抗わずに受け入れた時、世界が変わるようです。

我々健常者も同じだと思います。

障害は特別な事ではなくあって当たり前の事、それぞれの機能に違いがあるだけの事かと。

健常者と言っても偏った考えをしている人の何と多い事か。

最近ではLGBTQの法案についての許しがたい差別発言をする自民党の国会議員たち。

多数が正しい、少数は無視するという乱暴な考えの持ち主です。

 

当たり前が当たり前ではない、当たり前は不当たり前である事をこの新型コロナの時代に思い知る事が重要かと。

同じ様に障害があってもなくてもそれが普通と考えられる社会になるべきかと思います。

 

今回のパラコンサートはそんな事を再認識させてくれました。

 

後、内容的には観客参加型の方式が多かった事。

舞台には大型スクリーンが設置され、生中継画像やテロップ、手話が映し出されます。

これは聴覚障害への配慮もありますが舞台と映画が合体したような面白い演出も可能となります。

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演目の中で特に興味をひかれたのはG-Rocketsという集団のLEDを使ったフープのパフォーマンス。


www.youtube.com

 

動画があったので貼り付けておきます。