今年の太鼓ワークショップで行った337拍子を基にしたプログラム、
きちんと整備をして太鼓協会仕様に仕上げたいと考えています。
太鼓を軸に健康を手に入れられないかのトライアルです。
以前から施設を訪問していましたが、八丈太鼓の先生からは車椅子の人が太鼓体験したら
歩いて帰ったというビックリ話を聞きました。
太鼓はバチを使いますが、バチを握る=手を使うというのは脳にいい刺激を与えるとされています。
また足腰を使うという基本動作も含まれています。
何よりも音の刺激、様々なリズムを打つというのは脳の活性化を促します。
曲を覚えるという事は頭を使うという事に他なりませんし、
曲を覚えながら太鼓を打つというのはマルチタスク=同時に色々なことを行う、
というボケ防止にもってこいの動作となります。
太鼓を打つ行為は血行を促進し、肩甲骨周りの運動になり、肩こりの解消に一役買いそうです。
そんな太鼓の準備運動としての337拍子体操、単なる体操ではなく太鼓を打つ基本の動きを
体感できるものになっています。
太鼓を打つ、と言いますが、太鼓は力で打つものではないと思っています。
極意の一つは力を抜くこと、力みは禁物です。
その動きを太鼓体操で理解してもらえることを念頭に細部を詰めて行きたいと考えています。