先日の太鼓ライブを観て思う事、秀才型の舞台という印象。
言葉を変えて言えば正統派？というか、太鼓に徹しているというか、生真面目に太鼓を追求しています。
太鼓を芸術にまで高めようとする意思は感じられますが、太鼓は芸能の要素もあるように思います。
歌舞伎も芸術というよりは芸能的要素が強く、スーパー歌舞伎はその最たるものではないでしょうか。
そこに求められるのは秀才型の舞台ではなく、天才型の舞台。
いい意味で観客を裏切ってくれる意外な演出や、度肝を抜く演奏の提供、
これはやられたと観客を魅了する何かが欲しい。
太鼓を通じて、何を発信するのかしたいのか、明確にする事最重要だと思う今日この頃です。
