マンネリのススメという逆説であります。
同じ事を繰り返す、という否定的な見方が主流です。
各地に残るお囃子や神楽、能や歌舞伎、これらはマンネリズムの極致?
それでも人々は毎回同じものを聴き、同じものを観るために足を運びます。
このチカラはマンネリズムのいい面であり、逆に毎回新しくなる事でその魅力は失せてしまう。
同じものをまた観たい、という欲求を満足させられるのはホンモノだと思う訳であります。
伝統芸能も微妙に進化はしているものですが、実はそれは受け継ぐ人の感性の違いなのかも知れません。
伝統的ではない創作和太鼓もマンネリ化で人が呼べたらそれは立派なものだと思う次第。