指導員練習会の後は意見交換会と称して飲み会をやるようにしています。
ま、太鼓馬鹿の集まりですから話の内容は太鼓に関するものばかり、
そんな中から有意義なアイディアが出ることもしばしば、重要な意見交換会となっています。
先日も意見交換会を行いましたが、アルコールが入ると饒舌になります。
とある役職の方がセクハラに近い発言を行った事に女性たちは敏感に反応していました。
その方はセクハラやパワハラが当たり前の時代を生きてきた人で、本人はあくまでも冗談のつもり。
しかし、女性陣はあれは許せない、とか、不愉快だ、とか、その人を非難する言葉が次々と。
そのやりとりを聞いていましたが、だんだん苛立ってくる自分がいました。
そこには解決策の提案が皆無だったからです。
本人がいないところであれこれ非難しても始まらないわけで、建設的な話ではないから。
今の時代では、セクハラ発言があったらその場で指摘しないと改善されない事を提言しました。
どうすれば良くなるのか、改善するためにはどういう方法があるのかを考えた上での発言をすべき。
そうしないと単なる愚痴になってしまうと。
これは愚痴ではないと反論していましたが、提案なき発言は愚痴でしょう。
例えば太鼓を練習していて、あの人はいつもテンポが早くなる、と陰で言っているのと一緒、
なんの解決にもならないようなものです。
いつでも前向きな発言をすべき、という事は認識されたようで、意見交換会は終わりました。