日本各地から太鼓仲間が集まり、役員会ならぬ役飲会を開催しました。
ま、太鼓好きの集まりですから太鼓の話で盛り上がるのは必定、
そんな中で、自分たちはとにかく太鼓が好きでたまらないんで、という発言がありました。
そこでひねくれ者の私は、世の中には太鼓が大っ嫌いな人もいるに違いない、
その太鼓嫌いの人に、太鼓に興味を持ってもらうノウハウはないだろうか?と提案してみました。
ある人が、自分は学級支援の子供に太鼓を教えており、音にとても鋭敏な子がいる、
大きな太鼓の音に耳を塞いでしまうが、音ではなく、リズムとして接するようにするのが効果的、
それとボディタッチをとても喜ぶ、という事を言ってくれました。
実は普通の子たちよりやりやすいんだとも。
普通の子は集中力が続かず途中で飽きてしまうが、
障害を持った子は飽きずにずっとやっているので教えるこちらも集中してできると。
なあるほど、やはり現場で実践している人の話はとても興味深い内容があります。
以前の研究会で、同じ練習の中で初心者にはとにかくゆっくりしたテンポでじっくり取り組む、
中級者は倍速のテンポで、上級者はより複雑なフレーズを同じ曲で行う、
という方法にとても感心した事があり、実践できる曲が欲しいと思っています。
こういう色々なシーンでの指導のためのノウハウ集を整備して行ければと思います。