埼玉のチームの指導に行ってまいりました。
ルーチーンで道の駅で野菜をしこたま仕入れました。
トマトはスーパーのものと比べるとほんに美味しいです。
さて、太鼓、まずは準備体操から。ラジオ体操を一緒にやります。
ラジオ体操は自分たちのチームでもやっていますが、誰か一人リーダーを決め、
1234と掛け声を掛け、それに応えて5678と全員で声を出します。
これはリーダーの役目=テンポを作る、全員の役目=リーダーのテンポを踏襲する、
皆で声を出す練習をする、最後にテンポを感じ取る、という
準備体操をしながら太鼓の基礎的な練習もしちゃうという一石五鳥プランとなってます。
今回はリーダーはあえてテンポを変えていい事を伝えました。
わざとゆっくりとか、速くするとか、皆はリーダーの意図を感じ取ってついて行く、
これは演奏中もお互い行う事なので、その練習もしておいて下さいと伝えました。
次に一通り基礎打ちを見せてもらいました。
音をつなげて行く所がはちゃめちゃになります。
これの練習方法としては口唱歌を皆できちんとやる事、
全員で揃って打てれば絶対受け渡しもうまく行く事を伝え実践に。
これは揃って打てています。
そこでトコトコトコトコ→トコトコトコトコ→と一人ずつ回して行くとできています。
先ほどはちゃめちゃになったトコ→トコ→トコ→もちょっと怪しげなところはありますが
できている部類に入るくらい見違えました。
全員で同じテンポを共有しながら打つ事が絶対大事、という事を再確認、
先ほどのラジオ体操もそのテンポ感を皆で共有するためにやっている事を伝えました。
演奏会があるため曲練を見ました。
「夏祭り」は向き合ったらお互い目を合わせてハートマークを発散しながら打つ事、
太鼓の面を見ずに遠くを見る事、大回りでは後ろ向きに太鼓を打つのはやめて正面を向く事、
などを改善し、とても見栄えのするものになりました。
「タッポ」はコミカルな太鼓にしてもよいのではと提案しました。
男衆3人は太鼓経験もあり、音が出せますが、全曲それをやっちゃうとお客さんも飽きるので
ゆったりリズムで息抜きができるようなものも持ち曲にあるとよいと。
「タッポ」の由来は「田んぼ」で田植えをテーマにしているとか、
誰か一人、後ろで畑を耕す動きを入れてもいいのでは?と伝え、工夫してみる事になりました。
「歓喜」は練習の成果が手に取るようにわかるいい仕上がりになっています。
笛のパートも「ホタル」のフレーズを入れ、全員の声が出ていて勢いのある演奏になっています。
ソロ回しも自分たちの間合いで間奏を入れうまく回しています。
「山呼」は練習時間ギリギリだったのでテンポが上がりました。
ドンドンドンドンドコドコドコドコのドコドコで特に急に跳ね上がります。
それは極々自然なんですが、皆で同じテンポをキープする事を基礎打ちで一生懸命やっているので
気を付ければ走ることはない事を伝えました。