和太鼓講座の講師が新型コロナに感染、前日に電話がり講座に穴をあけるのはよろしくないと急遽代役で講座を担当する事にしました。
今回のテーマは和太鼓の三要素の「テンポ」「リズム」「強弱」のテンポとリズムに焦点を当ててやってみました。
まずは担当講師が講座でやっているという発声練習、それに手拍子を加えたメニューに初めてトライ、始めはゆっくり、だんだんとテンポアップしながらやってみました。
手拍子をする事でテンポとリズムの説明ができます。
次に急遽作成した動画を見ながら♩=60、♩=120のテンポを太鼓で打ってみます。
太鼓を打つと音が聞き取れないため、テンポを目で追えるように作ったものです。
メトロノームに合わせるのはとってもムズカシイ事を体感してもらいました。
太鼓の構えやグーパーで音を出す事、音の大中小の打ち分け方等基本的な事を絡めながら太鼓を打ちます。
別の和太鼓の三要素、「気力」「体力」そして「脱力」を説明し、太鼓を打つ時にいかに力を抜くかがとても大事な事を伝えました。
この講座の定番の「かえるの歌」を皆で合奏、輪唱にもチャレンジしてみました。繰り返す回数がわからなくなりグチャグチャになりましたがそれぞれ太鼓を楽しめた様子。
その後簡単な楽曲「ドンドンそーれ!」を皆で練習、まったく初めての人でも5分ほどでなんとかかんとか打てるようになりました。曲の中の8拍部分は自分でフレーズを自由に創って打てる事を伝え、自分だけのフレーズ作りにチャレンジしてみて下さいと伝えました。
ソロフレーズを創る時に、かえるの歌でやったように自分が知っている歌を歌いながら自由に太鼓を打ち、その中の8拍の長さの部分を取り出してソロフレーズに使う方法を伝え、今後の課題にしてみる事を伝えました。
覚えるだけではなく、自分で創る楽しさも味わってもらいたいと思います。
そんなこんなで1時間半の和太鼓講座を終了しました。
実践した講座から音の大きさの研究テーマを思いつきました。
次回紹介したいと思います。