かねてより和太鼓の三要素って何?という命題を勝手に考えています。
音の三要素や音楽の三要素は定義されていますが、和太鼓の三要素は聞いた事がありません。
最近まとめた和太鼓の三要素。
まずは①テンポ。
和太鼓は拍の音楽のためテンポをはずすと成り立ちません。
一人で打っていても複数人数で打っていても整理されたテンポの要素はとっても重要。
次は②リズム。
リズムは連続した拍がいろいろな長短のパターンで表されるもの。和太鼓からリズムの要素を抜いたら成立しません。
最後は③音の強弱。
強弱無しでもリズムは成り立ちますが強弱は豊かなリズムを構成する大事な要素。音楽の三要素でいえばメロディーにあたるのかも。
今回考えている和太鼓の三要素はどの要素が欠けても和太鼓が音楽として成り立たなくなるという基本的なところからの定義付けの試みです。
テンポは基調の速さ、リズムと強弱はフレーズを構築し、和太鼓を音楽として成立させるのではと。
創作和太鼓には感情表現や曲想という要素もどこかに入ると思いますが、伝統的な太鼓にそれが当てはまるかどうかはちょっとわかりません。