先日の高齢者和太鼓講座、やはりフレーズを打つ段になるととまどう方が多かったです。
「ドンドコドンカカ」のフレーズに思った以上苦労していました。
「ドンドコ」はよく使われるフレーズで、太鼓を打っている人は当たり前に打てます。
でも、初めての人にはけっこう難しい。
そこでドンドコをどうすれば打てるようになるか考えてみました。
まずはドンドコではなくトントコでやるようにします。
大きい音を出そうとするとそちらに気をとられてしまいがち。
⑴強弱の要素は抜いて、中くらいの音で、力まずに右手だけでトントントントン。
この時に手だけではなく体でリズムをとりながら太鼓の皮からの跳ね返りを感じるようにします。
⑵右左交互にトコトコトコトコ。力を抜いて、テンポを感じながら。
⑶トントントントントコトコトコトコ・・・とつなげて打ちます。しばらく繰り返しフレーズとテンポに馴染ませます。
⑷これを半分に縮めてトントントコトコを繰り返します。
⑸最後にもう一段半分に縮めてトントコトントコ・・・。
次は縁打ちを入れるフレーズ。
⑴トントコトントコ・・・のおさらいをした後
⑵縁を打ちます。右左交互にカカカカカカカカ
この時にもカウントをしてテンポキープ
四文字の言葉を充てるとわかりやすいです。
⑶トントコのトコをカカに置き換えて打ってみる。
トンカカトンカカ
⑷トントコとトンカカを交互に。
これでトントコトンカカが打てるようになれば次は強弱の打ち分けを行い、曲につなげられるのではと。
基礎打ちをやりながらいつの間にか曲が打てるようになる試みです。