あえてやっていません。
というのも基礎打ちも自覚無しでやっていてもまったく効果があがらないと思うから。
とある人は他の太鼓教室では基礎打ちの時間が三分の一くらいある、と言っていましたが
それはやる気満々の人たちが集まっているから効果が期待できるんだと思います。
我々の太鼓団体は1999年に創設、古株も数人いますが、
10年以上基礎打ちを続けてきて、きちんとテンポをキープできる人はゼロ。
テンポをキープするために基礎打ちをしつこくやる、という事が理解されていないと思われます。
特に、細かいフレーズになると必ずと言っていい程早くなってしまいます。
これは本気で改善しないとちゃんとした演奏ができない、と思います。
「テンポ感を養う基礎打ちをやる」という自覚を持ってもらう。
その上で単純なフレーズ、
右でドンドンドンドン、その時に1234を口唱歌で。
左でどんどんどんどん、
次に右左でドンどんドンどん。これを繰り返して1234のテンポがキープできるように。
テンポ感を養うために上記のフレーズを一人ずつリレーをして行く。
人のテンポを受け取り、キープをして次の人に引き継ぐ。あくまでもテンポは一定に。
3人、6人、9にんの時はこれにドこドこドこドこのフレーズを挿入、
回しながら全部のフレーズが打てるようにします。
要は本人が基礎打ちの意図を理解して、どれだけ真剣になれるか、でしょうね。
歓喜でソロ回しの練習をしていますが、テンポが狂うと次の人のみならず皆が困っちゃう、
という事が実感できてきていると思うので各自の責任でテンポをキープできる日も
来ると思いたいです。
惰性で基礎打ちは卒業したいと思います。