太鼓の譜面はどう書くかの決まりは特にありません。
西洋音楽は五線譜に表記するのが普通で、詳しくはわかりませんが細かい約束事も決まっています。
西洋的な合理的な考えに基づいているものとなっていると思います。
譜面が読めれば演奏できる優れものと言えるでしょう。
和太鼓の譜面は、各自が自分の書き方で作られているケースが殆ど、おおらかと言えばおおらか。
今朝、ふと思いついた事、太鼓の口唱歌記譜で、右左と強弱を効率的に表す事が出来ないものか・・・。
通常、ドンドコと書きますが、ドは右、コは左なので右左はわかるものの、強弱まではわかりません。
そこで、濁らずに、トントコとし、トは右、コは左とする。
強く打つ場合はそれぞれ濁音となり、ド、ゴとなる。
トントコは右○右左で強弱のアクセントなし、
ドントコは強右○弱右弱左となります。
こういう決まり事を作ればローカルルールですが、少なくとも強弱・右左はわかるようになるかと。
あとはニュアンスの違い、トントコ、トすトコ、トットコなど表現の仕方を統一してみる。
トントコ、トすトコ、トットコは耳には皆同じ音ですが、打つ姿が違ってくると思われます。
トントコは全体的に柔らかく、トすトコは歯切れよく、トットコは跳ねる感じ、
表現する上でこのような共通言語は決めておくべきかと思います。
これによってトコトコドゴドゴもしくはタカタカダガダガの強弱の違いは伝わるようになるかと。
もっと表現を細かくすると、標準より小さい音、トコはツクに。
トコトコツクツクドゴツクドゴトコ・・・。
しかし、ドコトクツクトゴのようにちょっとわかりづらくなるという副作用もありそうです。