韓流ドラマチャングムの誓いに、味を描く能力というのがありました。
私も料理が嫌いではないので、レシピをあてにしないで作る事が多いです。
最近ハマっているのがラーメン、今まではスープも付いている乾麺を使う事が多く、
そのスープ以上も以下の味もありませんでした。
ある時、試しに麺だけ買って、スープを自作してみました。
世の中便利になって、顆粒状の豚骨スープの元が売られています。
これに酒、少々の醤油、仕上げに刻んで冷蔵庫に保存してあるネギを加えて本格的なスープの出来上がり。
具は別に作ったり、このスープで野菜や餃子を煮込んじゃったり、目先を変えたりします。
先日はお昼にチャーハンを作ったのですが、多めに作ったため、翌日も同じものを。
さすがに趣向を変えたくて、天津丼風に。
ちょうどタイ風の甘辛ソースを切らしていたので、似て非なるものを作ろうと・・・。
コチジャン、ニンニク油、酢、砂糖を適当に混ぜ混ぜ、これはこれで美味しいタレが出来上がりました。
混ぜている時、その昔パレットで絵の具をこねている感覚を思い出しました。
絵の具を何種類か混ぜて目的の色を作る、もう少し黄色を足す、とか白を足すとか、
そんなことの味覚版が味を描くことのような気がします。
これとこれを足すとこんな味になるんじゃないか、と味を予想して見る、
あるいは、こんな味が欲しいので、これを入れてみたら・・・と思いついて見る、
そんな事を繰り返しながら味の世界を漂流しております。