HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

本日:ためしてガッテン

NHKの長寿番組、通算1000回を迎えるそうです。

司会は初回から落語家の立川志の輔が務めており、先日NHKで番組制作の紹介をやっておりました。

一つのテーマを企画から取材、実験、収録、編集と半年かけて制作しているそうです。

ゲストを迎えての生放送では、分かりやすい模型が使われますが、

これも放送前3時間くらいかけて検討し、作り直すこともあるとか、

志の輔師匠が言っていたのは、番組を見ている視聴者の状況は晩酌しながらかもしれないし、

どんな状況でも理解可能にしておかなくてはならないので、その観点で徹底追求していると。


今回はためしてガッテンが主なテーマでしたが、志の輔本人のことにも触れていました。

そんな中、師匠であった立川談志に、古典落語を演じ、客席を笑わせて高座を下りてきた折に、

あの落語で何が言いたかったんだ?と言われたそうです。

何を伝えるためにお前は落語をやってるのか、という根源的な問いで、

それが番組を作る土台にもなっているとの事でした。

これは、太鼓も同じ事で、何を伝えたくて太鼓やっているのか?がないとただ演奏しているだけに。

いや、演奏は演じて奏でるのでそこには意思が働くので、ただ音を出していると言った方が正解かも。

そんなこんなで近来稀に見るとても面白い番組でした。