指導員の自主練習会を開催しました。
共通曲である「山呼」と基礎打ち曲「歓喜」をやりました。
3時間で2テーマというのはどちらも最後まで完結せずに終わり、時間が足りない事が判明、
曲を1からやるにはやはり1テーマ3時間は必要だということがわかりました。
打ち慣れてくれば2テーマでも3テーマでも行けるかも知れません。
それでもさすがに指導員のことはあって、1時間ちょっとの練習会でレベルは確実に上がりました。
山呼は定番曲のため、主にカタチを揃えること、曲の表現のポイントなどを重点的に行いました。
やはり指導員の演奏にはそれなりの質が要求されるので、舞台にあがる事を想定しての練習炉なります。
歓喜は今回新しい試みとして、指導員の情報交換という形をとってみました。
テーマは集中力回復について。
私の高校での実体験をもとに話を披露し、参加した指導員にも発言してもらい単なる太鼓の練習から
ちょっと意識を指導員よりにできないかのトライアル講習としてみました。
あまり活発な議論にはなりませんでしたが、目先を変える方法、意識を変える方法、
ある程度自由にさせる時間を設定する、など具体的な話を聞くことができました。
そこで実践したのが太鼓ウェーブ、輪になってドコを打ち繋いで行くものです。
これは以前にも行いましたが、様々な曲の中にもドコどこドコどこの掛け合いはあり
曲の中ではうまく打てていますが、いざ一人づつ打ち回して行くとうまく行かない場合が多い。
今回集まった指導員でもテンポが遅れたり一つの繋がった音になりません。
試しに二人一組でも回してみましたが結局うまく打てませんでした。
そこでうまく繋げようと必死に意志の力を発揮するため自ずと集中力がアップします。
そんな事をしながら歓喜の前半までは打てるようになりました。
試しにソロ回しの部分を行いましたが、これは難なくこなし、さすがにレベル高いです。
練習会終了後、懇親会を行いましたが遅いこともあり男衆ばかり、
それでも最初から最後まで太鼓の話ばかりで楽しい時間を過ごしました。
中でもダイバーの資格を持っている指導員がいて、
屋外の講習では太陽を背にしてはいけない(講師の表情が見えない)、とか
風下に立ってはいけない(声が届きにくい)、とか面白い話が聞けました。
そのほか率直な意見が交わされ、やはり熱い太鼓バカの集まりとなりました。
帰りの電車では寝てしまい、いつもとは別ルートとなりましたがなんとか帰れました・・・。