HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓祭り西日本大会

台風24号接近の中、第八回太鼓祭りinみよし西日本大会が開催されました。

前日の土曜日、雨の中東名で一路西へ。

開催が危ぶまれましたが台風の進行が鈍り、当日は大荒れの予想に反し開催は可能との判断。

それでも二団体が念のため出演を断念、台風が足踏みしている間にどんどんまいて早めに終了。

終了後帰りが1時間遅れていたら多くの出演団体が暴風に巻き込まれていた可能性があります。

かくいう私も雨風が異常に強まる30分前に家に帰着することができました。

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さて、大会の方ですが、まずは大太鼓の部、毎年出場者を果たしている人もおり、5人で争われました。

音が出ている人、振り付けに工夫している人、構成は良いけれど音圧が足りない人、それぞれ。

本番の太鼓は当日その場で初めて打つことになりますが、気になったのは使用する太鼓との相性、

自作の曲で出場する人が殆どで、制限時間があるためその場での修正は難しいと思われますが、

ド〜〜〜〜〜〜ンと打った余韻を楽しみたい気分なのに、次の音が始まってしまうシーンがありました。

大太鼓ならではの長〜い余韻、この特徴も曲作りに生かして欲しいと思った次第です。

それと、前日関係者と話をしている時、大太鼓ももっと自由でいいのでは?という話題になりました。

客席に背を向ける大太鼓一本打ちの始祖は林英哲氏とされていますが、

氏以降新しいスタイルは生まれず、未だにそのスタイルを継承(コピー)しているようなイメージ、

演奏もかなりシニカルなものから一脱してはいないようにも思えます。

そこで考えついたのは芸能系の大太鼓の打ち方、観て楽しむ、打って楽しむという方向性です。

途中で太鼓の向きを変えるもあり、大太鼓ではあまりやらない縁打ちを取り入れるもあり、

コミカルな動きもあり、例えば面を付けて打つ、とか・・・。


今回のようなコンクールでは色々な規定があり難しいのですが、

演奏する上では規制はないので、新しい大太鼓の可能性は探れるのではないかと。


あまり枠にとらわれる必要はないのでは?


という事を考えながら審査員を務めておりました。

1位は7人の審査で決まりますが、私が1位を付けた人ではありませんでした。