太鼓仲間から借りた「未来太鼓道場」の発表会のDVD、じっくり見てみました。
未来太鼓道場の演奏を見るのは初めてですが、小林政高氏の手になる太鼓教室で、
東京(渋谷・町田)、千葉、川崎、横浜各所にスタジオがあるようです。
小林正高氏は梵天という太鼓グループを主催しています。
発表会のDVDを見ていて気がついた点、それは曲と曲の間、太鼓の配置換えは殆どないのですが
人の配置換えをする時にその間を埋めるつなぎの曲が決まっていること。
一人が太鼓を打ち、それを受け継いで一人二人と人数が増えて行き、
半数くらいに達するとそのまま次の曲になっているという趣向です。
という事は曲のイントロが決まっていて、そのイントロの間に配置換えを行う段取りになっている。
今までは場つなぎに適当にソロなんぞを入れたりしていましたが、
なるほど、こういうのもあるんだなと一つ知恵がつきました。
発表会の演奏は各教室が行うので結構なボリュームになり、同じ曲も繰り返し登場します。
それと作曲者が一人の場合、どうしても曲が似通って、部外者としては飽きてしまったりします。
そんな中で、篠笛、エレクトーンが入った曲があり、太鼓というよりは「普通」の音楽として
イメージ豊かに聞き入る事が出来ました。
曲の構成もとってもうまい。
太鼓の一つの方向性としてありなんじゃないかと思います。