自分たちの団体、東京都の学校解放事業に基づき都立高校の武道場を借りて活動しています。
例年にならって来年度の予定表を提出したところ、
武道場使用可能日数が年間10日しかないとの連絡がありました。
それもこの3月になっての通知なので寝耳に水、耳元の太鼓状態で、会員からは不満の声が噴出、
これを受けて学校側と話し合いを持つ事に相成りました。
当初は、私も行く、私も行く、と直談判に色めき立っておりましたが
ヒステリックおばちゃんたちが同席しての賃上げの集団団交ではないので、
それを回避するために、話し合いの内容を全て文章にまとめ、
これを皆に確認してもらった上、他に加えることがあれば連絡ください、
との処置をして最終的には代表と二人で行くと決めさせてもらいました。
以前にも書きましたが、口頭で不満をいうのは簡単だし、反対するなら意見を出しなはれ式で
ここは収めました。
さて、話し合い当日、校長室に校長、副校長、事務室長、クラブ活動主任、
こちらは代表と私の二人の布陣で臨みました。
代表が、急な話で困っている、何とか今まで通り月に3〜4回の利用はできないものか、
と切り出しましたが、学校側としては今までの使用の仕方が異常で、
学校のクラブ活動や行事に支障が出てきているため、
それを正す方向で考えてもらいたいと切り返されました。
何せ太鼓は置かせてもらっているは、日曜日はほぼ無条件に独占状態ですからさもありなんです。
今までは高校の和太鼓部顧問が何かと便宜を計ってもらっていましたが、
その顧問が異動になり、他の部署からも疑問の声が出ているようです。
我々もそんな恵まれ過ぎている環境を当たり前と思って過ごしてきた感があり、
普通だったら私物である太鼓は持ち込む、使用日は抽選で公平に決める、学校行事を優先する、
等は当然という認識を持つことは必要かと。
話が急過ぎる、少なくとも数ヶ月前には通知が欲しかった、というのは当然としても
自分たちの利権が脅かされる事に対して生理的に拒絶反応を起こすのは女性特有の傾向かも知れません。
学校サイドとしても話が急な事は認識しており、太鼓保管に1年の猶予は与えられそうです。
また、その際、外部での演奏のための太鼓の搬出入は特に問題ない事は確認できました。
(ただし平日の条件付き)
これについては先日、少人数での訪問演奏を行い、その頻度を高めることが有用であることを
確認したので、変な話、施設訪問の本番を練習を兼ねるものにしたらと考えています。
太鼓を打つ機会を増やせることが重要かなと。
そんなこんなで、今後の近未来の姿を早急に描く必要に迫られたのでありました。
えらいこっちゃ。