HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:無垢の笑顔

施設訪問の第一弾として、障害者施設に下打ち合わせに行ってきました。

今回訪れたのはデイケアの形態で、世田谷区の施設です。


音楽療法の現場を見せていただき、実際どういう状況で、どういう内容が喜ばれそうか、

この目で確かめる事が出来ました。


障害の程度で、大きく三つに分かれていました。

音楽療法は重度の障害者のグループでしたが、軽度の人たちは麻雀をやるグループも。


音楽療法は療法士さんがエレクトーンで演奏する音楽を聴いたり、介護士さんと歌ったり、

楽器を演奏したり、音楽に合わせて体をさすったり、感覚を刺激する内容のように思えました。

体を動かすのはままならない様子でしたが、声をあげたり、満面の笑顔を浮かべたり、

音楽を楽しんでいることはこちらにも伝わってきました。


これらの事から、太鼓の演奏もリズムがハッキリしているシンプルなものの方が良さそうです。

こちらの動きも大げさなものの方が感情に訴えやすいかも。

平置きだとどうしても動きに限界があるので、横打ちとか斜め打ちの方が良さそうです。

ボランティア演奏に行く日程は3月下旬の土曜日になりそうなので、

それまでに構成をあれこれ考えて見ることにします。


今日は自分たちのグループの新年会を行い、この件についても話し合いをしました。

太鼓の事で、まともに話し合う雰囲気が生まれてきたのも評価できるところです。

皆の意識も少しづつ前向きになってきたのがとてもいい傾向です。

それでも心配性の人が約1名おり、やる前からあれこれ心配ばかりしていましたが、

心配するよりはとりあえず一歩踏み出す事だと思います。


私の方は去年から施設訪問を目標に掲げ、そのための練習方法や曲構成を考えて実験を始めています。

心配しているヒマがあったら準備を始め、とにかく具体的に進めるべきと思っています。

やりながら考えればいいわけで、シェイプアップしていけばよろしいかと。