HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

特別支援学級和太鼓教室

5月から開始予定の小学校特別支援学級和太鼓授業、先日その発表会に同席する事ができました。

 

1年生から6年生まで30数名、どういう構成になっているかこの目で確認ができ、

 発表会の後に校長先生とも打ち合わせを行い、大体の方向性が見えてきました。

 

どういう練習をしてきたかも知りたいところでしたが、前任の指導者は発表会が終わるとすぐに仕事場に戻り話を聞く事ができませんでした。

 

1・2年、3・4年、5・6年で3つのグループに分け、6~7人が交代しながら太鼓を打つ、という構成となっており、恐らく練習もそのカタチで行われていたと想像できます。

 

発表会は1年の成果を発表する場として例年公民館のホールで行われていたとの事、

今回の新型コロナ禍で開催が危ぶまれましたが、体育館で3年生だけが鑑賞する1回目と父兄が鑑賞する2回目と計2回発表の場が設けられたようです。

 

子供たちは2回とも元気に太鼓を打って満足の行く発表会を終えたようです。

終わった後に子供たちを集めて講師交代の挨拶を。

和太鼓は音楽、音楽は音を楽しむもの、楽しい太鼓を打ちましょう、という事を伝えました。

 

今後の練習形態についてはまた構成を詰めていきますが、発表会から受けた印象としては練習の発表のイメージが強かったかなと。

ちょっと辛口になりますが、発表会と演奏会はちょっとニュアンスが違うのかなと思います。

発表会は練習成果を観てもらうという事に重きが置かれますが、演奏会は全体を通して観客に楽しんでもらう構成が必要かと思います。

曲順や交代の方法、演奏会に込めるメッセージなど俯瞰的にまとめる事が求められるかと。

 

具体的には、リズミカルに太鼓を打ちながら移動して行くという方法を基礎練習に取り入れ、これを最終的に演奏にも活かす方法を考えています。

また、打っていない子供たちにはバチで拍子をとる、みたいな参加方法もよいかなと。

これは演奏会では観客と一体となる方法に活かせると考えています。

 

全員での音作り、太鼓が音楽になればと夢想しております。

いろいろ考えるだわさ。にゃ。