太鼓は一人ではなく、集団で打つケースが多いため、メンバーの息を合わせるのがとても重要になります。
息を合わせる練習、基礎打ちや曲練で必要にやるしかないものと。
そこでこんな事を考えました。
今、準備運動をやる時にラジオ体操を行なっていますが、誰かリーダーを一人決め、
そのリーダーの掛け声に呼応して皆が大きな声で反復する事を行なっています。
そこで、これを拡大して、言葉の受け渡しをしてみたら?と思いつきました。
「おはようございます」を一言ずつ一人ずつ回していきます。
初めはゆっくり、♩=60くらいで、お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま・す・を。
次に♩=120でお→は→よ→う→ご→ざ→い→ま→す。
これがスムースに回せるようになったら次は太鼓で。
基本のテンポは鉦などを使ってハッキリわかるように出してあげるのが良さそうです。
これは自分勝手に打っていては絶対にうまくいきません。
自分の音を聞く、人の音を聴く、お互い協力し合う、という事がとっても重要になります。
そんな基本的な事を理解してもらうのに有効な練習かも知れません。