土曜日、台風の影響で一日雨でしたが埼玉県主催のワビサビ大祭典のイベントに太鼓で参加しました。
屋外ステージで屋根はあるにはあるのですがステージ上はビチョビチョ、予定曲を変更して臨みました。
埼玉県知事の挨拶の前の景気付けに2曲演奏、日本太鼓協会公認指導員「チーム集」14人での舞台、
間違いもありましたがそこは勢いで埋め合わせを。
県知事や職員の方々にも好評でした。
我々の出番の前に、地元埼玉の高校生の日舞がありました。
総勢20人くらいの生徒さんがそれぞれ三つのステージをこなしていました。
面白いもので、やはり踊りのうまい下手がわかってしまいます。
太鼓も同じなんですが、視線はどうしてもうまい人を追ってしまいます。
他の人と何が違うのかを観察してみたところ、
①顔は上向きだが目線は客席もしくは下方を見ている
②かすかに微笑んで踊っている
③腰の軸がきちんと座っている
④立ち姿が不自然ではなく、上半身が腰の上に乗っている
⑤動きが目線→顔→手のように連環している
⑥移動する前に重心のかすかな上下動がある
これらが相まって動きがとてもしなやかです。
そして何より踊りを楽しんでいるのが伝わってくるような気がします。
下手な人は踊らされているけれど、うまい人は自らが主体的に踊っている感じ。
練習量からくるものなのかセンスからくるものなのか不明ですが、
不思議なもんです。
でも全員センス(扇子)は持っていましたっけ・・・。