日本太鼓協会主宰の太鼓の森植林&下草刈りに参加してきました。
場所は埼玉県東秩父村。
関越道児玉インターから30分程走ったところにあります。
今回は100人ほどのボランティアが集まりました。
我々公認指導員も協会の一員として9名参加。
入山する前に注意事項の説明があります。
人間一人が一年に吐き出す二酸化炭素は約23本の杉の木が酸素に換えてくれるとのこと。
生きているうちに23本木を植えましょう、と林野庁の職員の方がおっしゃっていました。
いよいよ植林、1、5mほどのけやきの苗を掘った穴に、添え竹を立てて麻ひもで固定して行きます。
土がとても固く、30cmほどの穴を掘るのも大変。
1時間程で50本のケヤキの苗を植え、周囲の下草を大きな鎌で刈り取りました。
初期の頃植えたケヤキの木、2、5mくらいに成長してます。
実際に太鼓の原材料になるためには100~150年、大きな太鼓は300年くらいかかります。
一仕事終えて下山、いい天気に恵まれ、気持ちのよい一日となりました。
麓には和紙の里という施設があり、和紙作り工房やそば打ち体験処、食事処やショップがあります。
この日はイベントが催され、よさこいや居合い抜き、和太鼓演奏が。
よさこいの勇壮な旗ふりはなかなか迫力がありますね。
甲冑に身を包んだ武者が居合い抜きを。その時にこの模擬大砲をぶっぱなします。
これもすごい迫力。
4本のひなびた笛の音がまさに郷土の響を奏で最高です。
すっぽり笠をかぶった女性陣はささらをかきならしておりました。
最後は和太鼓の演奏。4団体が出演していましたが時間の関係で最後までいられなかったのは残念。
太鼓の関係者が客席の一番前に立ちはだかり、ビデオカメラを回していたのはいただけません。
後ろの席からステージが見えない。
ご丁寧にチームのTシャツを着込んでいるのでその団体の非常識さを宣伝しているようなものです。
椅子がない屋外などでは前列の人たちには座ってもらうように主宰者はアナウンスすべき。
そんなこんなで夕方東京に舞い戻ってからスリランカ公演の打ち合わせを行いました。
太鼓の森下草刈りは現在年に二回行っています。
誰でも参加できるので興味のある方はどーぞ。
和太鼓の演奏権利(?)付きですよ。