先日の深沢神社での「神楽」、習い始めてもう3年程になりますが課題山積。
神楽は前段のしょっきりと本曲部分に分かれています。
このしょっきり、鉄筒→桶大太鼓竹バチ→桶大太鼓→(相撲)→本曲とつなげて行くわけですが
打ち出しから始まって心地よい一定のテンポを保ちつつ音を引き継いで行くのが理想。
しょっきりは各種の楽器のソロメインで構成されていますが、
掛け合いの要素があるため自分のペースのみでの進行はかないません。
基本ははじめゆっくり、だんだん早く、なんですが桶大太鼓の一人はテンポに波があり、
早まったり遅くなったり、聞いている方が肩すかしを食う感じでなんとも気持ち悪い。
話を聞いてみると、本人も自覚はしているものの
ソロのフレーズが自分のものになりきっていないため、
考えているとテンポが狂っちゃう、というものでした。
このソロフレーズ前半は決まったフレーズで打ちますが、
途中からはフリーでかまわないため、そのフレーズが作れていない結果そうなっちゃうんですね。
ま、これは練習を積んで打ち馴れるしないのですが、本人は居残り練習もしていて
一生懸命取り組んでいるので時間が解決してくれるものと思います。
(はたでいろいろ言っても打てるようにはならないけれどソロを打つヒントは提供しています。)
ソロを打てるようになる基礎打ちも練習に入れていますが、ソロを打てるようになる、
という自覚がイマイチのようで、そのへんの意識をどう高めて行くかも課題です。
神社の本番が終わってからの練習で、神楽は楽しくない、という声も聞かれたとか。
楽しくするかどうかは自分たちの意識の問題だと思うので、
とっても残念に思います。