「歓喜」の曲はボチボチやっていますが、先日年内最後の練習で基礎打ちに触れた時、
指導者のもと下拍子のタンタカとタカタン、これにタカタカを織り交ぜてやりました。
実はこのフレーズは歓喜の下拍子に使われており、歓喜の下拍子をマスターすれば
かなりのレベルアップにつながるように作られています。
下拍子を打ちながら上拍子を口唱歌でやることで、テンポをキープする、
無意識に拍を数える、強弱を認識する、受け渡しをスムースに行う、等々、
太鼓の基本が身に付くように思います。
また副産物として、ストップウォッチの役目を果たしたりします。
ソロパートを入れて10人構成として一通りやるとほぼ3分となり、
カップラーメンを作ったり、蕎麦を茹でたりする時にと~っても役に立ちます。
また運転しているとき、信号の待ち時間がどれくらいなのかがわかったり
ウルトラマンの気持ちがわかったり(?)・・・。
これも通常の基礎打ちとは違い、曲を覚えて初めて練習になるものになっています。
通常の基礎打ちは、あまり表現には気を遣うことなく、基礎を追求できますが、
歓喜はその逆で、曲から基礎の確認をするという構成になっています。
曲を演奏する際に、時に手慣れた演奏をする場合がありますが
それへの戒めともなるかと思っています。