いずれも高齢の初心者、会員の中には高齢の新人の入会を危惧する声も。
次週も来るとの事なので「やる気」を確認したいと思います。
練習参加者は三人、指導者が見えられました。
指導者を含めて歓喜を何回かおさらい。
その後基礎打ちをやってもらいました。
指導者にはこちらが日頃感じている問題点、太鼓の基本は正確にテンポを刻める事、
それが今出来ていないこと、どうすればできるようになるか?をぶつけてみました。
その解決方法の一つは集中すること、下拍子を聞こうとすること。
その練習方法として、かなりのアップテンポで打たれる締め太鼓の下拍子に
こちらも締め太鼓で合わせる。徐々にテンポが上がって行きます。
集中して下拍子を聴く、この練習は精神的にかなり疲れます。
しかしながら、集中する事がいかに重要な基本的な事かがよく理解できました。
次にやったのが虚空という曲をかなりアップテンポで打つこと。
この下拍子はドンド・ドンド・ドドと変則的なため合わせるのが難しい。
それを耳で拾って本曲を打ちます。
この曲は締め太鼓と長胴太鼓の二台を使います。
この練習は単純な基礎打ちと違い、曲を完璧にものにしていないとできません。
単に早く打つという事だけではなく、曲としての表現も求められました。
こういう練習を重ねる事で、音を合わせて打つ事が出来て行くように思います。
最後に、指導者に今後の方針を相談させてもらいました。
参加者数が少ないため、少人数でも対応できる曲の研究、
太鼓はテンポが揃って初めて楽しめるものであり、そのための練習が必要と思う事。
これはしっかり受けとめていただけたようです。