子供の頃から夕焼けの光景が好きでした。
一日の終わり、というのは実はおかしな事で、昼の世界の終わり、というのが正しいようで。
陽が落ちて、夜の世界に向かう昼と夜の狭間の時、
燃え立つような金色の西の国はいったいどんなところなんだろう?
仏教でいうところの西方浄土、確かに光り輝く黄金の浄土の存在を信じたくなりそうです。
一方では日出る日の本の国日本、古代より昇る太陽を神と崇め祀ってきました。
朝焼けと夕焼け、どちらも同じような感動の光景なんですが
私は夕焼けの方が好き。
なぜならば夕焼け以降はゆっくり休め、
朝焼け以降は労働に精を出さなければいけないという単純な理由からです。
まだ実現はしていないのですが(単にさぼっているだけ)
夕陽をテーマに絵本を創ってみたいと思っています。
第2弾の構想はできているものの、夕焼け以降は休みっぱなしとなっております。
第一弾は「みずのぼうけん」というテーマでしたが
第2弾は「ぴょん太の冒険」。
井の中の蛙が西の国目指して世界一周するという物語。
ラオスは仏教国で、海がありません。
世界は広くて怖くて楽しいというメッセージを織り込めたらと思います。
絵本を創るには朝焼けが好きにならないと、無理かな???