HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

ビエンチャンに戻ってきました

ルアンパバンでは夜発つ時間までホテルに荷物を預かってもらい助かりました。
夕方時間があったのでロビーでスタッフとラオス語と日本語を教え合ったり。
日本語の発音は難しいと見えて、「ありがとうございます」に難儀していました。
ルアンパバンのホテルのマネージャーやスタッフはとても親切、気持ちよかったです。
宿泊客もとても少なく、朝食の時に会話を交わした韓国の一人旅のおじさんのみ。

さて、ビエンチャンに再び戻って来ました。
ビエンチャンラオスの首都、想像していた首都像とはかなり違っていました。
超高層ビルは見当たらず、高速道路もありません。
牛こそ歩いていませんが街の中心部でものんびりムードが漂います。

そんな街の繁華街の(繁華ではない・・・)ちょっとはずれにある今回の投宿先AVホテル。
(アダルトビデオホテルではありません・・・)
ルアンパバンで前日にネット予約をしました。
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早朝に到着でしたが荷物は預かってもらう事ができ、
図書館の場所を聞くと歩いて5分ほどのところにある事が判明。
散策を兼ねて訪ねてみます。




図書館に入り、係の人に子どもの絵本コーナーを訪ねてみますが要領を得ません。
ウロウロしていると、日本の方ですか?と若い女性から声をかけられました。

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以前寄贈した絵本を捜している旨を伝えると、子どもの絵本の棚がある部屋に案内してくれました。
彼女の通称は「ヌイ」さん、日本にも留学した経験があるそうで、読み書き会話ばっちりです。
まさかまさかの偶然の出会いにお互いビックリです。

国立図書館の活動の話などを聞き、スタッフにも紹介していただきました。

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日本から贈られた車両や移動図書館など。


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スタッフが移動図書館で各地を回りながら子どもたちのために人形劇などもやっているとか。
子どもたちが目を輝かせて待っていてくれる事を考えるとやめられないと語ってくれました。

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国の予算状況はとても厳しく、二年間の予算が何と2500US$だそうです。
人形はかつて日本から寄付された物だそうですが今は支援も無く傷みも激しいので
手直ししながら大切に使っているそうです。
その話をきこながらこういう支援も細く長く続けるのがホンモノなのかなと思いました。

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その場で持ち合わせていた米ドル紙幣で寄付ををさせていただきました。
最近は、自分のために買うものは本当に欲しいものなのかを自分に問う事にしています。
自分の気まぐれでお金を使うのなら、その分寄付した方がよいと思うようになりました。

カネは天下の回りもの、で、使う事で経済が活性化するという理屈はわかりますが
その時に、経済的に恵まれていない人たちがいることを意識できるかどうかが重要かと。
その意味で今回のラオス訪問は単なる観光ではなく、
ほんの少~しですが釈迦の教えに触れる事ができたように思います。

帰りの空港の免税店などで持ち合わせのお金を消化するために無理矢理モノを買っちゃったりしますが
買う代わりにチャリティボックスに、という選択肢もあるという事でしょうか。

今回の図書館訪問では絵本を探し出す事ができませんでしたが
それが元でヌイさんとの縁ができました。

今後どういう支援ができるかはまったく未知数ですが、
ラオスとの縁ができた事はどうやら間違いないようです。

つづく