HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

ルアンパバン:街の表情


ナムカーン川に架かる竹の橋、万が一増水で流されても竹という自然素材なので
下流域に対しても厄介な事がありません。あくまでもナチュラル。
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街を歩いていてこんなものも見つけました。
かなりの年代物ですがヤシの実の容器と思われます。
使われているのはヤシと竹。
自然に還る素材です。
プラスチックではこうは行きませんね。
最後はモノも人も土に還るのが自然でよろしいかと思います。
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民家の作りも古い物は自然素材です。
日本もかつては木と紙と土の家と揶揄もされましたが気候風土に根ざした立派な文化の賜物です。
明治時代に作られた銀座のレンガ街は高温多湿の日本では健康を害する人もいて
とっても評判が悪かったそうです。
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二階の窓に入っているメタルワークの装飾。
進入防止という単なる機能だけではなく美的要素も満たしているすぐれものです。
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ついてる鍵がもれなく機能しているとも思えませんが・・・。
これも南国的です。
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トゥクトゥクの運ちゃんはこうして寝ている事もしばしば。
あまりせかせかしていません。
街を歩いていると「トゥクトゥク!」と声をかけて来ますがそうしつこいものではありません。
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ラオスではお寺の維持の状況はかなり念入りにされている印象です。
いつも新しい感じです。
その代わり細部に目をやると素人仕事みたいなところもあります。
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こうして手入れしている姿をけっこう目にします。
左側に寝そべっている仏像(?)の姿はルアンパバンの様式のようです。
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とある民家の庭先にて。
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お寺ではありませんが信仰の深さがみてとれます。
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お店も一段あがっていて、お店の人は履物を脱いでいます、
お客のこちらは土足でもOK。
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ラオス料理が学べるという案内も。
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ルアンパバンの街で見かけるワンコは他のアジアの国と違い
雑種が極端に少ない印象です。
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よく見かける痩せっぽちではありません。
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ニャンコはその限りではないようです。
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ルアンプラバンに二泊したのですが、実はかなり時間を持て余しました。
当初、様子によってはもう一泊も考えていましたが郊外に足を伸ばすわけでもなく
ビエンチャンに戻る日を決めかねていました。
何気なく訪れた施設が元々図書館であった偶然から
寄贈した絵本を捜してみようと思いつきました。
ラオス訪問の動機が、子どもたちのために創った絵本の送り先のラオスという国を見てみたい、
というものだったので、自分の創った絵本に再会してみたい、という思いに駆られたというわけです。
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図書館の場所を聞いて、子どもたちの絵本がたくさん置いてある部屋を訪ねてみました。
実にアヤシイ光景ではありましたが、残念ながら絵本を探し出す事は叶いませんでした。

それでもビエンチャンに戻ってから新たな目標ができたので、
時間を無駄に過ごすという心配はなうなりました。

つづく。