中高年太鼓ならではのものもありますが、太鼓に対する温度差がけっこうあること。
これは個々に諸事情があるためいかんともしがたいものなのかも。
それでも、どうせやるならもっと楽しいものになるんじゃないかと「幻想」を抱きつつ
チャレンジを続けています。
中高年太鼓の悩み、覚えが悪い、すぐ忘れる、プライドは高い・・・。
この覚えが悪い事の解決策はないものか、ずっと考えています。
自分なりに記憶法を利用して曲の覚え方を工夫し、それを伝えるようにしています。
最近、マンションの住人で演劇をやっている人と知り合う機会がありました。
以前から、老優さんが長ゼリフをよく覚えられるもんだと思っていたので
セリフを覚えるコツはあるものなのか尋ねてみました。
答えは、ひたすら覚えること、だそうです。
それこそ寝ても覚めてもどこにいてもセリフを覚える。
ここで面白いなあと思ったのは、自分のセリフだけ覚えてもダメで
人のセリフもいっしょに覚えるんだと。
確かに芝居は一人でやるより、セリフの応酬があるのが普通、
お互い相手のセリフに答えるカタチで舞台は進みます。
受け答えの間合いや声質、表情、手振り身振り、その他たくさんの要素がありますが
まずは全体の流れとしてセリフを繰り返し繰り返し覚える。
やっぱり覚える努力を怠る事は不可という事なんですね~。
このへんの覚悟と自覚が皆にあるかどうかですね。
歴代の指導者も「曲は覚えてくださいね」と半ばあきらめに似たセリフを発していました。
要は「やる気」の問題なのかも知れません。
そう考えると中高年太鼓に拘らず、「やる気」を起こさせるにはどーしたら?が課題かも。