HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:お囃子口唱歌譜をよむ

小学校お囃子クラブ訪問を明後日に控え、江戸囃子の口唱歌譜をよみといています。

スッテンテンツクテンテンこーりゃ という口唱歌譜、さてどうよむか・・・。

①スッテンテン/ツク/テンテン/こーりゃ

②スッテン/テンツク/テンテン/こーりゃ

①と②では左右の手の使い方が違って来るところがあります。

当初は①でやっていましたが、お囃子の一つの特徴として、

テンツクとかステツクとかいう手がけっこうあります。

そこから類推すると②の方がすんなり行くような。


というわけで二小節ずつ分けてやるようにしました。

でも、これって今迄覚えたものをゼロにして最初から覚え直す必要があるんです。

①と②は別物になるんですね、これが。

聞く分には同じに聞こえるんですが、演奏する側はニュアンスがまったく異なります。

以前同じような事がチームでありました。

古い人たちが作った譜面では

①スドン/ドンド/ドン スドン/ドンド/ドン

というものでしたが、正規は

②スド/スド/スド/ドン スド/スド/スド/ドン

だった事が判明。

音にしてみるとまったく同じに聞こえるんですが打つ気持ちがまったく違います。

①はのんびりノル感じ、②は歯切れよくスピーディに。


今回のお囃子も正解はわからないんですが、らしい感じで乗り切ってみようと思います。