事務局本部付きの役割があったので生の舞台は観る事ができず、
本部室で小さなモニターを介しての鑑賞となりました。
以前、日本一決定戦の時も記事にしたのですが、テレビで見る太鼓のつまらないこと!
太鼓の最大の魅力である音の迫力、演者の眼差し等の要素がまったく排除されてしまっている、
画面の中の小さな舞台上でうごめいている、という感じです。
でも待てよ、そんな音も動きもないモニター画面を通してこちらにアピールする太鼓って?
それがあったんです!
それは太鼓協会もある「すわんど」という太鼓スタジオ講師陣のチームが演奏した八丈太鼓、
舞台上、スポットライトに浮かび上がる二人、画面上ではとても小さいのですが
その動き、音はテレビでも十分楽しめるものでした。
講師陣は創作三宅も太鼓三台を使って演奏していましたが、やはり横打は見栄えがします。
小さなモニターを通してでも楽しめる太鼓は生の舞台だったら文句無し!ではないか・・・。
舞台上の太鼓は今や総合芸術みたいなところがあって、
力一杯太鼓打ってればいい、というだけではなくなりつつあります。
目を通しての感動の要素も生かせるものなら活かしたい、と感じます。
横打や担ぎ桶はそれが最大に活かせる太鼓だと思います。