新型コロナからの復帰後、久々の埼玉太鼓チームの指導におじゃましました。
太鼓祭りが延期になり、演奏予定だった演目「応援太鼓」、「荒波」、「歓喜」の三曲の仕上がり具合をビデオ収録しながら拝見しました。
久しぶりの演奏だったそうですがだいぶ仕上がっている手ごたえはありました。
応援太鼓はバチを打ち鳴らしながら舞台に登場するような演出にしました。
出方がおとなしいのでもっとはっちゃけて下さいと指示を出しました。
演奏は掛け合いのところでテンポにブレーキがかかります。
皆で同じテンポをキープする練習が必要に思いました。
新しく追加したパートの部分、ちょっと心配でしたがはなんとか流れていました。
「荒波」は横打の曲ですが皆さんだいぶサマになってきています。
伏せ打ちばかりではなく、横打の曲も持ち曲にあると舞台構成にバリエーションが生まれ、とてもよいと思います。
そのためもあって「歓喜」は伏せ打ちでも横打でも対応できるように考えました。
さて、その「歓喜」、勢いが出てきていい仕上がり具合です。
ソロのところでテンポが乱れる傾向が見られましたが、ソロ部分の各自練習タイムを設けた事でお互い協力しながらイイ感じになりました。
基礎打ちの練習の時、太鼓を丸く並べ、皆でトコトコトコトコの地打ちを打ちながら一人ずつソロで回す事をやりました。
目的は音に乗って音を楽しむ事ですが、打つのに一生懸命になってまだまだ楽しむところまでには至っていません。
どうしても複雑なフレーズを打ちたくなるものですが、まだまだ練習不足で自滅するケースが多いようです。
できるだけシンプルにしてリズムを楽しむように伝えましたが、もう少し時間がかかりそうです。
最後は皆でビデオを確認してお開きとなりました。