HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:太鼓訓

今回の午前練習参加者は5人、指導者も見えられました。

練習場にはカミさんに車で送ってもらい、いつもの時間より30分以上前に到着。

午前の部は10時から13時で、世話役でもあるので大概9時45分くらいに解錠していますが

いつも一番乗り、練習場に入ったら掃除をして自分で打つ太鼓は自分でセット、

それから締め太鼓や大太鼓その他をセットします。

今回は締め太鼓2台、長胴1台の組太鼓、桶胴大太鼓、相撲太鼓をセットして

一人でソロの練習を。誰もいないので練習し放題です。

相撲太鼓は高低二種類のセット太鼓で御諏訪太鼓ではよく使います。

組太鼓は普段練習できないし、練習しないと打てないので、この時間はとても貴重。


そうこうしているうちにメンバーが来たので全員で練習を開始、

指導者は開始1時間後に見えられる事になっています。


歓喜と神楽の練習をみてもらいました。

演奏を一通り見てもらい、いつも指摘されている事をまた指摘されてしまいました。

「本気でやってない」・・・。

歓喜は練習曲なんだけど、練習するのではなく、本番演奏するつもりでやるように、

人に見せる時は本気モードでないと伝わっていかないと。

再挑戦となり、二回目は一回目と比べ緊張したせいかソロ回しでつまづき気味になりましたが

全体的にはよし、と。

やればできるじゃん、となりましたがその落差があってはならない、

いつもできるように、と檄が飛びました。

曲はほぼ覚えているけれどその馴れから流す部分も見受けられるため、一打一打をていねいに、

粒立ちをはっきりさせる意識を持つこと。


次に神楽の練習。

砂切りは練習不足で指導者からしばらく声がでないくらいボロボロ、

各パート、それぞれソロパートでやる気はあっても覚えてない・・・。

まあ、極々普通の人が一生懸命太鼓やっているので仕方がありません。

アドリブの部分は除き、定番のフレーズは必死に覚えてもらうしかありません。

覚えてもらわないと始まらない・・・。


神楽は神様に奉納する太鼓、砂切りの部分は(神様に対し)おごそかに、

本曲は(人々に対し)にぎやかに、というアドバイスをもらいました。

神楽の講習は御諏訪太鼓から3回受けていますが、基本的な動作を教えてもらっていて

それを崩す、くだけるというところまで習っていないこともあり、演奏はかなり律儀。

まだまだ人様に見せられるレベルに至っていません。

今回は5人なので、それぞれのパートが重複しないと全体演奏できません。

親(先導役)が組太鼓で下拍子も担当する事をやってもらいました。

そうしないと下拍子をやっている私が抜けられず、笛が吹けません。

下拍子は二種類あり、今回は踊りが入るところの下拍子を覚えてもらいました。

講習でやっていない事をやるのに難色を示す人もいますが、

全体を仕上げるために自分たちで創意工夫する、という事も必要だと思っているので

習っていなくても模範演奏のビデオをまねて完成度を目指す事にしています。

教える側もそういうやる気を見せてくれる方がよっぽどうれしいと思うのですが。

そうして独習をした上で、ダメなところは修正してもらえばよろし。

こういうところも人それぞれの考え方があるので集団はムズカシイです。