HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:御諏訪直前練習

日曜日は御諏訪太鼓の講習日、今期に入って月に2回の練習になり、

それも土日連続なので、周期的には月1みたいなもんです。

講習を明日に控え、練習を行いました。

さすがに全員出席、課題曲の神楽をやりました。

まずは二種類の下拍子の確認から。

下拍子1からやり、フレーズは皆覚えているようです。

適当なところで止め、感想を聞いて見ました。

メリハリがない、との答え、まさにその通りで、お葬式の太鼓になってます。

姿勢も棒立ち状態で、体を使っていません。

ノリノリで打とうという気持ちが見えて来ない、

強弱は3種類あり、普通、中程度、強、これを打ち分ける事を伝えてもう一度。


次に下拍子2を。

これもフレーズは覚えています。

下拍子1と2を親の掛け声を合図に交互に行います。

親の掛け声に対し、子が応答しなければならないのに、殆どの人が声が出ていません。

それと親役は、複数の太鼓を打つのですが、それに気を取られて手元ばかり見ているので

顔をあげることを伝えました。


曲練に入り、しょっきりから終わりまで、通し練習を何回か。

演奏が始まる前にざわついているため、ちょっと厳しく嗜めました。

これは指導者から常に言われている事なので、いい加減体得して欲しいものです。


それぞれのパートを丁寧に復習し、改善していきました。

ここで困った問題は、一つの改善について、複数の人があれこれ言うこと。

それぞれが自分の感性で指摘するものだから、言われる方は混乱してしまいます。

その意味では絶対権力者の指導者の立場の人がいることが肝要ですね。


私は他の団体でも教えるようになりましたが、立場は先生なのでとてもやりやすいです。

自分たちのチーム、特に古株は同期生なのでお互い妙なプライドもあり、素直ではありません。


他の人のことを指摘しても、本人ができていないようなところもあるので尚更です。

残念ながら、あんたに言われたくないよ、という風潮があるようです。

圧倒的なレベルの差を見せつけることで解消していくんでしょうが、

皆さん人生経験豊かな人たちなので、一筋縄では行かないような気もします。


それでも以前に比べると、人数も減ったこともあり、皆さん前向きになってきています。