第十式 雲手(ユンショウ)・・・左手が先行、右手の鞭で雲をかき混ぜ始める
第十一式 単鞭(タンビィエン)・・・四回目左手で鞭のように馬を打つ
第十二式 高探馬(ガオタンマー)・・・右足を寄せ高いところから馬を探す・左手で上を払う
第十三式 右蹬脚(ヨウドンジャオ)・・・馬は蹴るもの=右の踵で蹴る
第十四式 双峰貫耳(スァンフォングヮンアル)・・・両手で耳を打つ=馬の耳
第十五式 転身左蹬脚(ズァンシェンズオドンジャオ)・・・左回転左蹴る
というように登場する動物に関連づけて記憶する連想結合法なる記憶法がよさそうです。
太極拳にはいろいろ動物が登場するのでそれらを極端にイメージすることで
頭に残りやすくする手法は有効のようです。
人はびっくりしたり、怖かったり、感動したりと非日常を味わうと鮮明に印象に残るところが
あるようで、それを逆手に取ってちょっと極端なイメージを描き、記憶に残す、
という記憶法。例えば大石内蔵助、蔵の前に直径50mほどの大きな石が置いてある、
というイメージと名前を関連づける、というものです。
第十六式からは鳥が出て来たりするので、また考えてみたいと思います。