HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:あげ足をとる

あげ足をとる=言葉尻を捉えてからかったり攻撃すること、

(あげ)足のまえに(ことば)尻をつかまえているわけですが

でもこのあげ足をとるって元々どういう意味があるのやろ?

そこでさっそくググってみました。

web上には語源由来辞典なるものがあって、すばやく情報を得ることができます。

でも、注意しないとガセネタも存在し、誤った情報もまことしやかに流布されていたり。
(ところでガセネタのガセって何?と次々と疑問が湧いて来ます。まるで子供???)

話をあげ足に戻しましょう。

このあげ足、語源由来辞典によれば

相撲や柔道で相手が攻撃のためにあげた足をとって逆襲をすること、とあります。

今やっている太極拳でも相手が蹴って来たとき、その足を払ったりとったりして

そのまま反撃に転じる技があります。まさにあげ足とり。

人のあげ足ばっかりとってんじゃね~よっ!と怒る人もいらっしゃいますが、

元々は攻撃してその反撃をくらう、という意味と考えるとあげ足とられる方も情けない・・・。

それだけ攻撃が未熟、と言われても仕方ないのかも知れません。


国会中継なんぞを仕方なく見ている時など、

議員先生の中にはあげ足とりの達人みたいな人も散見できますが、

相手を完膚なきまで叩きのめす、という実力はないようで、

数字やデータの裏付け無しにしょうもない質問責めを仕掛けている人が目立ったり。

そこで一句

揚げ足は ゲソ天ほどに うまくない