HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:先見の明

先見の明、といいますが明がヒットするかしないかは時代の風によるものなのかも。

名曲と言われるヒット曲はその時代の感性と共鳴するがゆえに、

皆(大衆)に受け入れられ、支持されるのではなかろうかと。

時代の先取りも、受け入れる側の社会が熟していないと早過ぎた!という結果に。


今普通になりつつある自撮棒、実はこの自撮棒の発明・発売は1983年、コニカからなされた、

という事だそうです。

これには伏線があり、コニカは世界初の自動焦点カメラを開発、

軽量のコンパクトカメラが世に送り出されました。

自動でピントが合う、軽い、こういうカメラがあって初めて自撮棒の発想もあったという事。

しかしながらこの自撮棒、世の中が求めていなかった・・・。

今はスマホや携帯で自分の写真を撮ってその場でSNSで公開するのは当たり前、

でもフィルム時代、そんな風潮は生まれるはずもなく、自撮の需要は生まれませんでした。

需要と供給、相互が噛み合ってはじめて価値が生まれるもののようです。

この自撮棒、特許迄取得しましたが、1995年にはアメリカで珍道具として紹介されています。

今じゃ考えられませんよね~。