12月26日(土)太鼓祭りinソニックシティ2015第7回日本一決定戦が開催されました。
詳しくは日本太鼓協会HPより、演奏の様子の動画なども見る事ができます。
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日本一決定戦 組太鼓ジュニアの部(9団体)出演順
1、大府太鼓一会(いちえ)キッズクラブ (西日本大会 優勝団体)
2、転輪太鼓 風雲児 風組 (前年度 優勝団体)・・・・・・→優勝
3、つくし太鼓愛好会 (南日本大会 準優勝団体)
4、鼓摩の会 和太鼓和樂 (東日本大会 準優勝団体)
5、田島太鼓 龍巳会 (北日本大会 優勝団体)
6、永平寺龍童太鼓 (西日本大会 準優勝団体)
7、創作和太鼓集団 打鼓音ジュニア (東日本大会 優勝団体)→準優勝
8、夢ほたる (南日本大会 優勝団体)
9、登米春嵐太鼓ジュニア (北日本大会 準優勝団体)・・・・→審査員特別賞
日本一決定戦 組太鼓一般の部(9団体)出演順
1、田島太鼓 龍巳会「白鼓」 (北日本大会 準優勝団体)・・→準優勝
2、野和太鼓 (南日本大会 優勝団体)・・・・・・・・・・・→審査員特別賞
3、是 空 (東日本大会 優勝団体)
4、創造集団 大太 大太坊 (前年度 優勝団体)
5、河端太鼓「楽鼓」 (西日本大会 準優勝団体)
6、川筋太鼓 若衆 (南日本大会 準優勝団体)
7、創作和太鼓集団 打鼓音 (東日本大会 準優勝団体)・・・→優勝
8、転輪太鼓 打乱漢 獅闘~SEED~ (西日本大会 優勝団体)
9、帝京安積高等学校 和太鼓部 (北日本大会 優勝団体)
日本一決定戦 大太鼓の部(9名)出演順
1、村場 踊 (北日本大会 優勝者)
2、? 大志 (前年度 優勝者)・・・・・・→審査員特別賞
3、菅野 浩志 (北日本大会 準優勝者)
4、井澤 竜也 (西日本大会 準優勝者)
5、上岡 強太 (東日本大会 準優勝者)
6、?遏―次 陛貽鐱楝膕顱〕ゾー圈法ΑΑΑΑ→準優勝
7、井島 昂星 (南日本大会 優勝者)・・・・→優勝
8、原岡 若輝 (西日本大会 優勝者)
9、原野 裕太朗 (南日本大会 準優勝者)
特別ゲスト太鼓団体(2団体)
・鬼太鼓座
・津軽笛奏者 佐藤ぶん太
という内容でした。北日本、東日本、西日本、南日本大会を勝ち抜いて来た団体の演奏は
甲乙付け難く、さすがにどこもレベルの高い演奏を披露していました。
この太鼓祭りの大きな特徴は観客が審査員である事、観客の投票数で決まります。
とは言っても特別審査員も8人いてそれぞれ50票ほど持っています。
このシステムの発案者、日本太鼓協会会長の諏訪幸男氏は一般の人が見て聞いて、素直にいいと
思ったところに票を入れてもらう、太鼓の原点でもある感動の数値化方式と考えているようです。
色々問題もないではありませんが、その根本原則は今後も変わらない事でしょう。
さて、ジュニアの部、優勝の転輪太鼓ジュニアは文句無しの圧巻の太鼓でした。
一般の部にも転輪太鼓は参加していましたが、その演奏はわたしが西日本大会で見たものと
印象が違っていました。なぜかそこに感動がなかった・・・。同じ演目なのにです。
今回は南日本が初めて参画し、目新しさも加わりました。
正直なところ、出演団体が固定化して来て、ちょっとマンネリ化の傾向もなきにしもあらず。
その中で、あー、これはやっぱりスゴイ!と思わせるか、なんだか進歩ないなあ、と感じさせるのは
その内容でしかありません。
その団体のカラーはどうしても出てしまいますが、一本調子ではなく、こんな事もあんな事も、
こんな面もそんな面も、というスケールの大きさは必要なのではないかと感じました。
いつも同じ、でいいのは伝統太鼓(というか同じじゃなきゃダメ)、
創作太鼓は常にチャレンジ、感動の斬新さを開拓して欲しいと思います。
その意味ではあちこちの演奏を見るのはとてもいい刺激になります。
もっといろいろな団体に出演してもらいたいと思います。