HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:最少単位の演奏練習

参加人数が少ないので、それを逆手にとった練習方法を思いつきました。

今やっている基礎打ち練習曲を最少人数で回してみる。

宮太鼓A一人、宮太鼓B一人、締め一人、大太鼓一人、の4人構成。

それぞれの責任重大です。

その他のメンバーは観客として参加、自分たちの演奏がどう見えているか聞こえているかを実感します。

締めは下拍子の要、そして上拍子(宮太鼓)を乗せる役目があります。

それをたった一人で担ってもらう事で下拍子の役割を認識してもらおうというもの。

下拍子、とても大事です。

今までは通例として、フレーズを覚えていない新人さんに締めのパートとかやってもらっていましたが

これは大きな間違い、フレーズをものにしている人が下拍子を打たなければ

上拍子を乗せるキモを抑えることができず、締まりのない太鼓になりがちです。


宮太鼓も二人しかいないので他人に紛れる事ができず、お互いの息を合わせることに集中できます。

また、ABのパートに分かれて打つところは音の受け渡しを確実にやることの練習になります。


大太鼓は大太鼓の打ち方に慣れるのが主目的になりますが、基本は下拍子で参加。

大太鼓は1台しかないので、通常練習ではなかなか打つ機会に恵まれません。

また各楽器に慣れるという意味でこれに相撲太鼓やドカン、チャッパを加えてもOK。


当然ソロパートがあるので、それぞれの個性を発揮してもらう。

この最少単位の演奏練習はそのまま慰問でも使えると考えています。

機材を少なくし、機動性を持たせる、人数が増えても交代で打つ、というものであれば

移動も運搬も乗用車2~3台程度で済むと思います。

ワンボックスカーを持っている人がおらず、演奏の度に運搬車をレンタカーに頼っていますが

それも気にせず演奏に行ける状況を実現させたいと考えています。

最少単位でまとまれば、人数が増えてもまとまるハズ・・・。