HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:練習と演奏

昨日の練習、集まったのは3人。

うちらは12月決算なので来週総会があります。

会員数は11名に減りそうで、総会もクソもないんですけどね。

議題(課題)は来年以降、どういう活動をするか、という事にしぼられそうです。

オリンピックの時に演奏したい、とか希望する人もいますが、

これはちょっと太鼓を舐めているんじゃないかと思ったりします。

なぜかというとまずは自分(達)が打ちたいから打つ、という観点で、

一番大切な「太鼓で感動を伝えたい」という衝動からの発想ではなさそうだから。

今迄の演奏形態は、自分たちが持ち曲を打つだけ打って帰って来る、というもの。

それも一人一人が曲を完璧にものにしているわけでもないので、打てた気分になって・・・。

観客舐めとったらあかんがな、と思ってしまいます。

まともな演奏を披露するために一生懸命曲を覚える、曲を覚えて表現力を磨く、

何よりも打つ人が自分に納得することが重要、そのために一生懸命練習する、

その努力の結果を観客に観てもらう、というのが太鼓打ちの姿ではないかと思う次第。

うちらの団体は伝統的に多人数で打つ、というもので

かつっては30人ほどで演奏していた時もありました。

人数が多ければ太鼓の音圧もあり、多少間違っても紛れることができます。

結果として一人一人がきちんと打ち切ることをせずにお互い持たれ合ってしまうという傾向が。

持ち曲がもともと多人数用なので、少人数になった時の対応が難しいのですが

少人数になったおかげで逃げ場が無くなり、個人個人のレベルを上げざるを得ない、

ということには気付いてくれたようです。

今回はこの機会に3人で演奏できる少人数対応の持ち曲の研究をしてみました。

いくつか演奏してみて、虚空、とんばね、歓喜は3人でも演奏が成り立つ事を確認、

もともと歓喜は少人数でも打てる曲として作っているのでばっちりでした。

虚空は元々締め太鼓と宮太鼓の組太鼓なので音のバリエーションもあり、

一人は下拍子で三人で打っても曲になります。

今回は雰囲気を変えるために、下拍子はチャッパでやることにしました。

とんばねは斜め台二台を向かい合わせに置き、
動きがある太鼓、

三人でも交代しながら打てる楽しい太鼓です。

いざやってみると忘れていたりするのでやる以上はしっかりものにして欲しいところ。

そうしないとオリンピックで、なんてとんでもない!

目標を設定するのはいいと思いますが、何事も努力は必要かと。