HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:深沢神社秋祭り奉納演奏

日曜日、朝から雨模様、こりゃダメかな?とも思わされましたが、夕方から雨は上がる、という

天気予報を信じ、支度をします。

皆も同じ不安に陥っているのではないかと思い、連絡係はいるのですが今回の演奏には

参加しないので、私の「英断」で全員に時間通り集合のメールを送りました。

演奏開始は6時から、集合は3時です。以前、朝から集まって練習したところ、

本番時に疲れてしまったという苦い経験がありました。

今回は通し練習を一回、修正練習をちょこっとやる程度に。

重きを置いたのは、演奏を待っている観客のために自分たちが楽しくやる事、

今までの練習に手応えを感じているので、練習の成果を発揮する事。

今回の演奏のテーマをクレッシェンドを表現する、に設定しました。

さて、演奏本番、ちいさなミスはけっこうありましたが、なかなかよい出来だったと感じられました。

特に、持ち曲をショーアップするためにアレンジした曲の演奏が終わった時に起こった拍手には

熱気のような物を感じる事ができました。

演奏後、打ち上げを行い、指導者の講評を聞く事ができました。

指導者いわく、団体としての体幹が強くなった、お互いをヘルプしているのがよくわかった、

との事。課題のクレッシェンドは殆ど評価に値しない、とのコメントも。

やっぱり本番になると音を抑えるクレッシェンドは難しいようです。

新人の歓迎会も兼ねていたので、新人から一言ずつもらいました。

皆さんとっても前向きで頼もしい限り。中には、ソロ回しをコトバで構成するやり方を教わり、

それ以降ソロが怖くなくなったといううれしい告白も。

ソロ回しのコツもことばで追ったり、拍数を数えたり、いくつかヒントを出しています。

やりかたも相性があるので自分に合うやりかたでやってもらえばよろしいかと。


その後、先輩達も一言ずつ。高齢や体の不調を訴える人が多くなる中、自分のために太鼓を続けたい、

という人も多く、とてもいい雰囲気でした。

中でも一番うれしかったのは、今年から始めた基礎の指導に対する感謝のことばをもらった事。

これに対し、日本太鼓協会の公認指導員の資格をとり、あちこちで指導の方法を探求しつつ、

理論と実践の場があるというもは自分にとってもありがたい事を皆に伝えました。

殆どの人が、受け入れてくれているという事に心温まる思いがします。

こういう雰囲気が生まれて来ているという事は、演奏のレベルもアップして行くものと思われます。

太鼓をやっていてよかったなあ、と皆が思ってくれればおんの字かも知れません。