いきなりソロを打ってみて、と言われても普段から練習していないとそう打てるものではありません。
八丈太鼓を始めてからはソロに強くなりましたが(そもそも八丈はアドリブソロが基本)、
これも日頃の練習が必要です。
何かうまい方法はないものか・・・。
先日公認指導員の合宿の時に、試しにソロ廻しをやってもらいましたが、フレーズを絞り出そうと
するあまり、テンポを崩し自滅する人もおりました。
基本のテンポに乗ってフレーズを打てばよいのですが、気の利いたフレーズを打とうと焦るあまり
テンポがぐちゃぐちゃに。
テンポが崩れた太鼓を聞くくらい気持ちの悪いものはありません・・・(笑)
そこで思いついたのが、やはり言葉です。
日本の太鼓は日本語で打つのが正解、音を言葉で表す口唱歌というものがあるではありませんか!
1234223432344234・・・に乗ることばで太鼓を打つ。
こまったこまったほんとにこまった=ドドッコドドッコドンドコドドッコ
という具合。
同じようなものでも
あかんなあかんなほんまにあかんな=ドドンコドドンコドンドコドドンコ
とちょっと柔らかいニュアンスにする事もできます。
これは日本語が単音で構成されていればこそできる芸当で、太鼓と言葉が密接な関係にあるという
事につながると思います。
そげんこつなかとようっちゅうばよかっ、太鼓の音も訛るという事でしょうか・・・。