他チームへの太鼓の指導が本格化したのは去年からですが、そこから得るものがたくさんあります。
指導中、過去の方法を再確認することも。
先日、歓喜の練習中、ソロパートに四苦八苦している様子、
以前ソロの練習用として「寿司食いねえ」の譜面を渡してありましたが、
それに則って曲として打っているようで、ちょっとつまづくとハチャメチャになってしまいます。
曲として順序を覚えるのではなく、フレーズを自分のものにして、
そのフレーズを自在に組み合わせる事を目標にするよう伝えました。
一応8小節の長さで打っているようですが、その長さもまちまちになってしまっています。
そこで出したヒントは知っている曲を打つ事。
私が八丈太鼓を始めた頃、アドリブに悩んでいた時に見つけたのが、
鉄腕アトムの歌を心で歌いながらそれに乗って太鼓のフレーズを繰り出す方法。
これだと曲の尺が確定し、アドリブで太鼓を打つ事が容易になります。
本人以外はまさか鉄腕アトムで太鼓を打っていることは想像だにできません。
この方法を伝えた後にしばらく各自練習時間をとって、演奏してみると見違えるほどの仕上がり。
テンポを外し気味だった人もしっかり打てるようになりました。
めでたしめでたし。